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2022/8柳森KB教室通信 中学3年間を学習困難を抱えながら通常学級で過ごす意味

毎年この時期になると、小学校高学年のお子様の保護者様から増える相談。「中学校になったら、支援学級か通常学級か、どちらに通うか、迷っています」。こんな相談が増えてきます。

 

今回は「通常学級」で通うことを選択した場合に、頭に入れておいた方がよいことを、ほんの少しだけ。詳しいことは、相談にお越し下さい。

 

1)いわゆる普通の高校への進学を考える場合(ここでは私立高校の普通科を想定します)は、「通知表の素点」「欠席日数」の2つにクリアすべき条件があること。

 

2)通知表の素点を稼ぐのに最低限必要なことは、「課題等の提出物の漏れをゼロでクリアする」ことです。以前は、提出物の漏れさえなければ、通知表は5段階評価の「2」が付くことが大半でしたが、ここ数年は、定期テストの点数が極端に悪いと「1」が付くこともしばしばです。

 

 

3)いわゆる普通の高校へ進学して、学力的にやっていけるかどうかの目安について。中学校の定期テストの点数が、校内もしくはクラス内平均の半分が目安です。科目ごとのバランスもありますので、この目安は「5教科合計」で使うとよいです(例:5教科合計のクラス平均が300点の場合、本人の5教科合計150点)。